ボドゲ:SCYTHE(サイズ)なるものを初体験してみた
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ〜ん。
こすると出てくるうたさんです。
何をこすると出てくるのか?
それは皆さまのご想像にお任せしたいと思います。
決してエロティックなやつではございません。断じて。絶対。
神に誓ってエロテロリストなインリンオブジョイトイではございません。
健全な思考をお持ちのアナタであればそんなことは微塵も考えたりしないと思いますが、念の為言っておきます。あくまで念の為です。
もう立派な大人ですからね。良識と紳士的行動を常としている僕が、お昼にアップするブログの冒頭にそんなこと書きませんよ。信じてください。トラストミー。
ひとつだけ言わせてください。
人は下ネタに頼った時、敗北するのだと。
僕は今日負けました。アイムアルーザー。米津玄師。
ちなみに僕はゴーゴー幽霊船がめっちゃ好きです。
チュウニズムでもこればっかりプレイしてます。
さて本題。
実は前々からずっと気になってたボドゲのプレイがついに実現したので、久々に体験記事を書きますぜ。
サイコロ堂にて「SCYTHE(サイズ)」というボードゲームを遊ぶことができました。
どういうゲームだったか?色々交えながら紹介していきたいと思いますよ。
細かいところや詳しい話は全然把握してなくてできないので、ほんとに一般人視点からの雑感をつらつら書いていきます。
いやプレイボードでかすぎ〜〜〜すげ〜〜〜!!
事前情報でかなり本格的な重ゲーとは聞いていましたが、やはり迫力が違う。
準備段階からワクワクが止まりませんでした。こんなん絶対楽しいんだよなあ…
ゲームの大まかな概要としては、
「1920年代の架空の東ヨーロッパにて、5つある代表勢力のうち1つを担当し、中心部にるファクトリーの超技術を目指しながら、あらゆる影響力をめっちゃ高めたら勝ち」みたいな感じ。
メーカーはStonemaier Games、ゲームデザイナーはJamey Stegmaierという人らしいっす。
この辺全然詳しくないからアレなんですが、「ワイナリーの四季」っていうボードゲームのデザインをした人らしいです。なんかすごい。個人的には作り手がどうこうよりゲーム内容にフォーカス向いちゃうマンなので許してくださいなんでもしますから!
5つの派閥はそれぞれゲーム中の特殊能力が異なり、また、手番中に取れる選択肢の組み合わせもランダムで決まるので、たぶん15億回は遊べると思います。
写真は僕の国の主人公的存在。ポラニア共和国と呼ばれているらしい。くまちゃんかわいい。
ほかのプレイヤーもそれぞれ別の国を担当します。戦闘大好き「ザクセン帝国」、共産主義の「ロスヴィエト連邦」、冒険大好き「ノルディック王国」、未来視できるよ「クリミア汗国」と、それぞれ特徴が際立ってて、どれも楽しそうでした。
(汗国ってあせのくに?どゆこと?と思ってましたが、どうやらモンゴルとか、北方諸族の方で「汗」って称号があって、そいつが収める国のことを汗国というらしいです。決して汗っかきの国という意味ではない)
そして!!!!
このゲーム最大の萌えポイントである「メック」!!!
ロボットですよ。ロボット。サイコロ堂さんのは彩色済みのようで、かなりハイクオリティな仕上がりに。ああ、たまらん。
各勢力は「メック」と呼ばれるマシーンを作って領土を侵攻したり、戦争を仕掛けることができます。防衛も移動も戦闘も、こいつが中心となって機能します。派閥ごとにデザインが違うの好き。青の国のメックは攻殻機動隊のタチコマ感が出てて好き。
ゲーム進行の流れは、大まかに言うと
主人公と協力者(働いてくれる人)を動かしながら資源を集めたり、人増やしたり、メックを作ったり、自分のアクションボードを強化したり、効率の良い選択肢を考えながらプレイしていく。そんな流れでした。
これが各派閥に配られるアクションボード。
ざっくり説明すると、
上段【必ず行うアクション】
A・人を移動させる
B・資源を集める
C・人を増やし、その人たちに資源を集めてもらう
D・軍事力を高める
下段【任意で行うアクション】
A・原油を消費して必須アクションの強化と、任意アクションのコスト削減
B・鉄を消費してメックを作る
C・木材を消費して建物を立てる(建物それぞれに異なるプラス効果が発揮される上に必須アクションも強化される)
D・食料を消費して、他国の任意アクションに便乗してなんらかのプラス効果を手に入れる力を得る
必須アクションと任意アクションはセットになっていて、Aの必須アクションを行ったら、任意アクションもAしか選択できない。みたいな仕組み。
すげー複雑ですが、うまくやりたいことと噛み合った時は快感でした。
リアルな資源トークン。鉄は本物らしく、かなり重かった。
このルーレットみたいなのは戦闘用のタイル。他国とぶつかった時、軍事力をいくつ消費して戦うか、をこのくるくるで選びます。
これ以外にも戦闘時にパワーをあげてくれるカードもあったりして、計画性が問われる感じ。1国に全力投球しちゃうと、軍事力枯渇したところを他国に狙われる可能性もあるので。
ゲームの勝利条件は「影響力をいっぱい増やす」こと。
そのために各プレイヤーは「メックを4機全部作る」とか、「建物全部立てる」とか、「雇用人数最大にする」とか、いろんな「頑張ったで賞」を集める必要があります。
しかし、それらの頑張ったで賞を評価してくれるのは「民」。
民の信頼度である「民心」も大事にしないと、頑張ったで賞のポイントが下がります。
戦争ばっかしてたり、悪い行いばっかりしてると民心は底辺に堕ちます。早く進めたいけど民心が減るのは嫌だし…みたいなジレンマも面白いポイントでした。
そしてそれを効率よく達成するために必要なのが、マップど真ん中にある「ファクトリー」と呼ばれる場所の「未知の技術」。
辿り着いたプレイヤーは非常に強いアクションをボードに1つ追加できます。
効率が良くなって、頑張ったで賞の取得がかなり捗るわけですね。
選択肢こそ膨大かつ複雑ですが、手番のうちにできることは限られているので、結構ぽんぽんと素早くゲームが進んでいき、サクサクで印象よかったです。
あと、始める前は「ガンガン戦争仕掛ける感じかな〜初対面の人もいるしちょっと気使うかもな〜」と思ってましたが、そんなことはなく、結構平和でした。
戦争はやはりデメリット強くて、良い選択肢ではないように感じます。リアルですね、そのへんも。どーしても戦闘しなければならない時以外は平和にやってた方が勝てるゲームだと思います。
あっという間の3時間でした。いやあゲームに没頭できるって、幸せですね。
初プレイでしたが十二分に楽しむことができました。
というわけで、めちゃ楽しかったです。サイズ。
サイコロ堂ならいつでも遊べちゃいます。また近いうち遊びたいですね。
「やってみたい!!!」という方、僕のtwiiterに連絡ください。一緒に遊ぶ予定作ります。
ではでは今日はこのへんで。